熱帯魚・水草飼育10日目
必ず水替えを行いましょう
今後より行う水替えについては、その時期が多少前後しても問題ありませんが、10日目の水替えだけは必ず行って下さい。これまでの飼育で溜まった魚のフンや枯れた水草などの汚れが、最初に投入したバクテリアの働きによって比較的無害なものに変えられます。その途中段階で一時的にですが魚にとって最も有害なものに変化します。その有害なものの濃度が一番高い時期が、育成開始から10~14日目にあたります。水替えによってそれを除去する訳ですが、この時期に水替えを怠ると全滅の可能性もあると心得ておきましょう。
通常の水替えと一緒で、ソダーツKを使って水道水の塩素中和と同時に、植物の育成に欠かせない、かつ不足がちなカリウムの添加を行います。
また、水替えにより水草はダメージを受けています。これをケアするためにソダーツAを添加します。更に水替えの影響で死滅するバクテリアの補充として水創エナジーを追加投与していきます。
魚だけ飼育している場合も同様に水替えをしていきます。
なお、10日目の水替えは、水草水槽・魚中心の水槽ともに必須作業です。
<補足>
10~14日目辺りには、魚のフンや枯れた水草がバクテリアにより分解され、「亜硝酸イオン」という物質に変えられていきます。この物質は、また別のバクテリアによって直ぐに比較的無害なものに変えられますが、亜硝酸イオンの毒性はかなり強いと思って下さい。
これまで初心者の多くの方が「全滅してしまったよ!」とおっしゃるのは、この時期に水替えをすることを知らなかったからです。水創エナジーを入れていれば、比較的アンモニア・亜硝酸イオンは少ないですが、それでも安全を見て水替えは行った方が良いでしょう。
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