熱帯魚・水草飼育5日目

魚やエビにエサをあげましょう
 5日目ともなると水槽内の環境も整い、魚やエビにエサを与えてもいいようになります。飼育する人にとっては待ちに待った至福の時ですね。魚たちもお待ちかねでしょう。

 給餌のポイントは2つあり、1つ目のポイントは与え過ぎないように注意することです。食べる様子を見ながら1日に数回、10~30秒で食べきれる量を与えます。

 1か所からの投入では全ての魚に行き渡らない可能性があるので、2か所くらいから与えると全体に行き渡るでしょう。ある程度ならエビが処理してくれますが、エサの残りが多いとそれらが腐敗・分解され、中の生き物にとって有害なものに変わってしまうこともあります。特に、エサの主成分であるリン酸はコケの発生原因でもあるので、少なめの給餌を心がけましょう。

 2つ目のポイントは消灯直前に給餌しないことです。摂取後すぐに睡眠に入ると消化不良を起こし、内臓障害にもなりかねません。人間も寝る前に食べると、翌朝胃がもたれるのと同じことです。

エサの紹介 トップウォーター

<補足>
 魚やエビのエサには様々な種類がありますが、重要なことは、幼魚のようにまだ魚が小さい時には、早く成長させるためになるべく高タンパクのものを与える方が良いと思います。なぜなら魚が大きくなることで、病気や環境の変化に対して抵抗力がつくからです。水槽という限られた水域では、ちょっとした変化でも、中の魚たちのとっては死活問題です。
 逆に、ある程度大きくなると、今度は成長(老化)を遅らせるために給餌量を減らすか、低タンパク・底カロリーのエサに切り替えていきます。高タンパクのエサを与え続けるよりも寿命が長くなるようです。
 この辺りの考え方は、人間と変わらないのではないでしょうか。ペットに関しては意外と忘れがちなことです。

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エフィッシュ