熱帯魚・水草飼育1ヶ月目

ここでも水草を育成している場合には水替えを行います
 この時期には、これまで蓄積された魚のフンや様々な汚れが、バクテリアにより比較的無害なものに分解されますが、これも過剰にあり過ぎると魚に悪影響を及ぼします。更に、コケの発生原因にもなりますので、20日目と同様に水替えをして水槽内の有害なものを除去していきます。

 水替えにはソダーツKを使って水道水の塩素中和と同時に、植物の育成に欠かせない、かつ常に不足しがちなカリウムの添加を行います。(カリウムは水草の主食の1つだと考えて下さい)また、水替えにより水草はダメージを受けています。これをケアするためにソダーツAを添加します。更に、水替えの影響で死滅するバクテリアの補充として水創エナジーを追加投与していきます。

 魚だけ飼育している場合でも、コケのことを考えると行った方が後々の管理が楽になります。

<補足>
 このサイトでは魚だけの飼育の場合を大型魚・金魚など比較的水を汚しやすい魚種を入れている又はベアタンクでの飼育と設定しているため、本来なら水草水槽よりも頻繁に水替えすべきですが、通常コケ対策としてプレコなど苔食魚を入れてあったり、コケ除去剤などを入れているはずなのであえてしつこくは言及していません。
 しかし、その水はかなり危険な状態になっているので、別途曝気槽などを設けてバクテリアの活性をもっと促進し、有害物質の分解を早めるべきでしょう。